初めて『シラップ』を見つけた時は オイオイ、間違えて書いてあるじゃん!! まぁミスることもあるよなっとドヤ顔でしたが、実はそうじゃなかったんです。
危うく得意げに間違ってますよと メーカーに連絡して恥をかくとこでした(汗)
結論は、シラップもシロップも同じ意味です。
じゃあなぜ、シラップとシロップが存在しているのか?
シロップとは?
シロップといえば ガムシロップ・メープルシロップが、思い浮かぶ人が人が多いんじゃないでしょうか。 シロップはオランダ語で
siroop
ウィキペディアによると、濃厚な糖液の総称で、概要は下記の通りです。
砂糖を同量程度の水に溶かして、とろみが出るまで熱したものが一般的である。粘性の高さは糖に含まれるヒドロキシ基(-OH)と水の間の水素結合に起因する。工業的には、水に砂糖を溶かし、煮詰めて製造するが、香料などを加えるものと加えないものがある。水に溶かした砂糖のほかに、天然の蜜や果汁を煮詰めたもの、砂糖液にアラビアガムを加えて煮てより粘稠性を増したガムシロップのようなものもある 。
シラップとは?
意味はシロップと同じですが、シラップは英語で
syrup
といいます。
主な違いは、語源と使いどころです。
シラップの方は、ヨーグルトや缶詰など、果実や野菜などを糖液で漬け込んで、加工品にする場合に、シラップ漬けとして多く使われてる印象です。
これは、JAS規格(日本農林規格)で、シラップを使っているため、それに準じてシラップを採用しているのだそうです。
これは憶測ですが、日本はアメリカの影響が大きいので、規則を決めるお偉いさんが、英語のシラップを選んだんでしょう。
シラップとシロップの違いについてのまとめ
一般的には、シロップの方が馴染みがあると思いますが 規格等の文章にシラップと書いているため、シロップに統一するのは難しいんでしょうね。
シロップだろうがシラップだろうが、気にならない人が殆どだと思います。企業の方も触らぬ神に祟りなしですし、そういう働きかけをするのも手間なんでしょうね。加工品はシラップ、そのまま使うのはシロップ こんな感じで思っておけば良いと思います。